つい吉

日記

2022.05.22 レンズを見る側

金曜日、ようやく大きな作業がひと段落つき、そのまましばらく抜け殻のようになっていました。土曜日も家の掃除や整頓で終わりました。

あとしばらく、「いきなり電話がかかってきてなにか問題が発覚したらどうしよう……」となっていました。強迫性っぽいやつがしばらく帰ってきて、今日ようやく立ち去った感じです。帰省するときはちゃんと連絡なさいね。

 

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そんな中急遽、肖像写真を撮っていただけることになったので、今日大きな公園で撮影をしました。なんと撮影"される"側です。わぁ。

理由はいくつかあって、前々から撮っていただきたいなと思っていた方のご都合がついたことや、20代最後の年だし記録しておきたいなと思っていたこと、あと単純にポートフォリオのプロフィールなどで、近年の自分の顔をすぐに出せるようにしておきたいなと前々から考えていたことなどがあります。

 

思えば家族以外の第三者に撮影してもらう経験はほぼ初めてかもしれません。自分で自身を撮ることもそうそうしないので、大人になった自分の写真はもう全然ない。

あんまりここ数年顔が変わった印象はないのですが、完成した写真をみたら、意外と老けていたりするのかもしれません。写真をいただくのは少し先なので、それまで楽しみ&ちょっぴり不安です。

 

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撮影はとても楽しかったです。いいお天気だったし。

いつもはレンズのこちら側で撮影がうまくいくよう祈る側なので、被写体になるのはなんというか、主役になれたような感じがあってワクワクしました。

最初こそ緊張していましたが、自然な感じで…とのことだったので、後半はなんか、雲とか木漏れ日とか見て、たまにレンズを見て、その間にシャッターを押されて、って感じでした。

だんだん落ち着いてきてからは、意識が内面に向いているような状態も撮ってもらってて、改めて考えると本当に稀有な体験だなと思います。

大体は目的があって撮影をするから、その「目的」という外を向いた顔になるので(広告写真にしろ証明写真にしろコスプレの撮影などにしろ)、内面にいる状態の表情って全然わからないし、それを出していい、撮影してもらうっていうのは、ひとつの肯定のような感じもあります。だから楽しくていい時間と思えたのかもしれません(もちろん、そのカメラマンさんがとてもいい雰囲気を作ってくださったところが大きいのですが……!)。

 

あと、「なんだか、慣れていらっしゃる感じがしました」と言われ、社交辞令かもしれませんが嬉しかったです。レンズをガッと見つめ返せたり、動きをピタッてできるのは、もしかしたら演劇経験の賜物かもしれません。いえーい。

この視線にビビらねぇどっしりとした姿勢、まだ出せることが今日わかったのですが、なぜ社会の場で出せないのか?これ出せた方がいいですよね?努めます。

 

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余談ですが、今回、顔の映るよう撮っていただくので(肖像写真なのでそりゃそうなのですが)、顔をがんばりました。表情でなく、顔です。

 

お仕事の撮影で、メイクさんの持ち物を遠くから拝見したことがあったのですが、大量のメイク道具以外になんかでかいスチーム機とか化粧水パックとか持ってきていて、これいつ使うの、今なの!?って感じだったのを思い出して、参考に顔の調整を行いました。

 

具体的には、顔を作る準備として、前日の保湿(4層)→当日朝マッサージ→スチーム(小)→パック を行ってみました。最終的に1時間半くらいかかり、かなりウケました。撮影時間とおんなじくらいだ。

でも多分ここ数年で一番いい顔になっており、がんばればこのくらい顔を作れるんだなぁと感心しました。あと多分これルーティーンでやられている方もいるんですよね……すごすぎる。

 

普段あまり顔を作らないので、そこもおもしろかったです。

 

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今週末は、タピオカとか(しかもおなじみゴンチャ!)、

 

ラーメンとかで色々優勝しました。

 

実は平日も色々優勝ご飯だったんですけど、金曜日のソレで緊張して味がわからなくなってました。もったいないことをしました。

 

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そういえば撮影の後は池袋に行ってちいかわのジョッキを買いました。

ちいかわ飯店のご飯の抽選は外れましたが、このジョッキいいな〜と思っていたので、グッズ整理券の予約をして、無事に買うことができました。

郎のラーメン丼ぶりの時も思ったのですが、カフェグッズ、ちょくちょくガチのものというか、なんとなくちっちゃいお椀……とかシンプルなプリントグラス……とかではない、ラーメン屋に出てくる重量感の丼とか、居酒屋で出てくるジョッキとかを出すので結構好きです。かわいくて使えるのが最高。ありがとうございます。