2023.12.04 ロリポップピンク
いつまでもぼんやりしていてはいけない、と最近思う。
これは前向きな言葉ではなく、ぼんやりしていると希死念慮が襲ってくるからで、だからそういう意味では1日の半分忙しくて何も考えられなかった前の仕事は良かったのかもしれないです。
今はきつい締め切りもなく余裕があるから、その脳みその余りで余計なことを考えてしまう、つまりこれは、つらく大変な越冬が始まったということです。
乗り越えていくぞ〜冬。
越冬のコツは頭の中を別のことでいっぱいにすることで、去年はまぁいっぱいにすることがあったからよかったんですけど、それは今もうないので、だから漫画のこととか考えています。そろそろネームをしないといけない、これは本当に。
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昨日、誕生日の翌日だったけどケーキが食べたかったので、近所でかなり評判のケーキ屋さんに行きました。そこはケーキもクッキーもバウムクーヘンもジャムもシュークリームも紅茶もなんでもあって、洋菓子が入り用の時はここにいけば大体揃いそうな場所でした。でもめっちゃ混んでいて、真昼間なのに列ができてました。
クリスマスケーキの予約もやってて、そういえばそんな時期だなと思いました。
で、ケーキと言いつつ、結局いちごたっぷりのタルトを買いました。スポンジよりタルト生地が好きなので…。
ケーキが久しぶりな上、評判のケーキ屋さんだったのでワクワクしながら食べましたが、なるほど評判通りのおいしさでした。
よく熟れた苺と、甘すぎずかつ多すぎないクリーム、そして何よりタルトを選ぶ者が最も重視するであろうタルト生地がとても分厚く、硬めのサクサク感で柔らかい苺ととてもよく合いました。さすがです。これまた食べたいな〜。
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キャンメイクにあるロリポップピンクっていう、苺ミルク色のかわいらしいチークの話をします。
そのチークは自分が高校生の時くらいからあって、ずっと気になってたけど一度も手に取ったことがありませんでした。
別に高いものでもないんですけど、それはかわいい女の子がつけるものだとずっと思ってて、だから自分には似合わないと思って、チークでは明るいピンクは選ばす、落ち着いた色とか、薄い色のものをずっと選んで使ってました。
でも誕生日の日に友達と出かけて、その時コスメを見てたら「化粧させて〜」って友達が言ってくれて、いいよ〜って返したら、普段使わないようなラメとかチークとかのお試し見本を綺麗に塗ってくれたんです。
「かわいいよ〜鏡見てみ？」って言われて近くの鏡で見たら、顔に乗っている色のおかげで顔が華やかになってて、それが本当にかわいく感じて、この歳になっても化粧で変わった！と思うことがあるんだととても驚きました。
友達はセンスがいいからそういう色の選び方とか詳しいんだろうなぁ。
この驚きは本当に嬉しくてありがたかったです。
それで、その友達が選んでくれたチークはロリポップピンクではないんだけど、それとかなり近いかわいらしい苺ミルク色で、それは自分目線では似合ってました。
それから、なんで今までこのロリポップピンクみたいな色をかわいい女の子がつけるものだと思って忌避していたんだろう、何はともあれつけてみたら似合うかどうかこんなに簡単にわかるのにって思いました。
自分の中にはこういうものがまだまだいっぱいいっぱいあって、「自分は○○ではないから似合わない、ふさわしくない、使ってもしょうがない」で本当にしたいことが全然選べないのですが、でも人生は短いから、ちゃんと自分への偏見をやめてしたいことをしないとなと思っています。
なぜなら、越冬もやっとということは、この生き方は向いてないってことでもあるので、何か変えていかないといけないということだからです。
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ひさしぶりなのでたくさん書きましたが、最近はとりあえず年末までにあと2kg体重を落とすのを目標にしているので、それとか、あとおしゃれとかがんばります。
新しい歳のついきもどうぞよろしくお願いします。
2023.11.12 やることをやるくらいしかやることがない
前回の日記の後から一転、寒さと忙しさで強くやられています。こんばんは。
おだやかな暮らし、本当にしたいと思っているんだけど、なんというか落ち着けば落ち着くほど自分の中のパワーが有り余ってしまうから、暮らしの方がおだやかにさせてくれない感じがあります。生来ぼんやり過ごすのが好きなんだが、本当に！！
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越冬の季節、自分は永遠に報われないのだという孤独と戦ったり休んだりしながら進む季節がやってきました。
去年はまだ大丈夫でしたが、今年こそ駄目かもしれない。死を先延ばしにするために予定を入れます。予定の魅力が勝ち続けることを祈ります。
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銀座でADC展をやっていたので立ち寄りました。
ゲームのHUMANITYがグランプリをとっていて、ゲームでADCとる時代になったんだな〜と思いました。
あとノミネートですが相鉄のCMもあって、展示で映像を見たら普通に泣いてしまいました。
うちもお父さんがオダギリジョーだったらよかったな…ではなく、普通に父と娘の時間の流れを表す台詞が良くて泣いたし、メイキングみたら作り込みがヤバすぎてまた泣きました。
おれはこのCGとAIの時代にめちゃくちゃな力技で動画を作る人たちが大好きです。去年のポカリのCMとか…。
（でもこういうのって合成ありきで考えながら作るより、綿密な計算のもと力技でやった方がむしろ楽な時もあるよな〜とも思う。ともあれすごいことに違いはないです）
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人生に暇を与えるとろくな事を考えないので、コミティアに応募しました。
今日はサークルカットを描いてて、久しぶりのお絵かきに胸が踊りました。
あと、同人即売会の応募サイトでは過去のサークルカットを見返せるのですが、見返してみると（最近絵を描いてない割に）前より上手くなっており嬉しい限りです。
漫画の方もまだなにもやってませんが応援よろしくお願いします。
完成したら褒めたりとかしてください。
2023.10.07 おだやかな暮らし
最近過ごしやすくなったな〜と思っていたら、ほんの1週間くらいで夜が寒くなり、急遽長袖のパジャマをとりだしました。
日中の暖かさで油断しがちですが、夜の寒さはもう秋のそれです。
寒暖差は心身がやられがちなので、ゆっくり過ごそうと思います。
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今日は天気予報によると3連休で唯一晴れるとのことだったので、レジャーシートを持って原宿へ行きました。
昼間は原宿をうろついていたのですが、あの辺り、見ない間（10年くらい）に駅がおしゃれになっていたので結構びっくりしました。
あと人が多い！！！！
やむを得ず竹下通りを通る場面があったのですが、人が多かったり、食べ物屋さんの列で道幅が狭まってたりで、ちょっとずつしか動けませんでした。
でもまだクレープが原宿スイーツとして現役だったのはちょっと嬉しかったな。
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それから昼過ぎに代々木公園の草原でレジャーシートを敷いて、寝転がって雲が流れていくのを眺めていました。
今日は本当に陽射しと風が気持ちよくて、日が落ち始めて寒くなるまでずっとぼーっとしていました。
きっともう少ししたらもっと寒くなってきてしまうから、今日このタイミングで行けたのは本当に良かったなと思いました。
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おおはた雄一さんの「おだやかな暮らし」という曲が好きで、晴れた休日や疲れた帰り道、気持ちを温かくしたいときによく聴いていました。
そしてこの曲を初めて聴いた時から、歌詞のような優しい時間を送れる日がくることをずっと願っていました。
それで今日、公園で空を見ながら寝転がった時、すきな人の手のひらがすぐそこにあった、そのことに先程思い当たりました。
思い返すと確かに曲とおんなじ、優しい時間でした。
孤独と不安にやられ続けていた自分の人生で、まさかこの願いが叶うとは思わなかったので、ちょっと涙が出ました。
そばにいてくれる人がいるのはありがたい限りです。本当に。
2023.09.20 極道入稿のための極道稟議
やりました。やってしまいました。
いろんな部署の人とめちゃくちゃやりとりして無理を通しました。
誰も幸せにならないぜ、こんなこと！！！
と強く思ったので、今後は調整や確認をきちんとします。
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そんな感じの日だったので、朝はうまくいくかどうかひたすら不安で、起きしなにワッと泣いてしまいました。
漠然とした不安からくる突然の涙が1番ヤバいので、とにかく問題を分解し心を落ち着かせて乗り切りました。
こういう、なんというか、自分のごまかし方がうまくなるのは年の功という感じがします。
自分の不安になるパターンも覚えるし、そういうのは大体なんとかなることも経験で知るので。
あと過去を思い返して、もっとヤバい修羅場の中で、外注先に修羅場巻き込み宣言の電話をかけていた時よりはまぁマシだな、みたいな……。
うーん、あんまりよくない仕事の仕方をしている気がしました。
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最近はFP検定3級（一敗）を受験して、自己採点でしっかり合格ラインを取りました。やったぜ。
久しぶりに本気で勉強をしたのですが、自分は本当にコツコツが苦手だなと思いました。毎日1時間のつもりがやる気でない、それか、「あ〜そういえばここ微妙だな」「あ、こっちもやっとかないと」で3時間近く経つかのどっちかです。
勉強、興に乗ると知識を全部埋めて均したくなるので、延々とやってしまうことが分かりました。
これ、うまく使えば色々やれそうな、いい心のはたらきなのかもしれません。
ファイナンシャルなことだけでなく、自分の特質も知れてよかったです。
2023.08.09 愛のことと違国日記
自分の中で!愛が腹落ちしたのは（愛が腹落ちするものかはともかく）、宇多田ヒカルの「あなた」を聴いた時でした。だからここ数年の出来事です。
どんなラブソングも「そうか……」以上の感想がなかった中、あなたを聴いた時は「あ！そういうことか！？」と認識できて、そんな経験はこの時が初めてだったので、とても感動した記憶があります。
おれに情緒を与えてくれてありがとうね宇多田ヒカル……。
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そんな中もうひとつ、愛、と、愛を含んだ人間の間柄を認識できるようになった作品が、本日最終巻が発売された「違国日記」でした。
この漫画には色んな人が出てきて、それぞれ考えも過去もできることもできないことも全然違う、だからそれぞれに少しずつ共感できるし、お話からはできるだけよくあってくれという祈りを感じて、毎回涙が出るくらい心が震えます。
それで、やっぱり最終巻も泣いてしまいました。
槙尾さんが言葉を尽くしたあの台詞は、槇尾さんにとっての最上級の愛の表現なのかもなと思いました。
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自分はラブソングと同様、人がたくさんでて群像する恋愛漫画を理解できないことがよくあって（なんか普通に仲良くなってるのがよくわからない）、付け加えればドラマや映画をほとんど見ないから人間関係とか愛の方の情緒がめっぽう弱く、そんな自分でも理解できるような漫画を描いてくれてありがとうという気持ちです。
2023.08.01 そういう関係
先週の日曜日、今の大家さんに支払う最後の家賃を手渡しました。
なぜ最後なのかというと、大家さんは数ヶ月前、自分が住んでいる物件を訳あって売ったので貸主変更となり、来月からの家賃はその新しい貸主に口座振り込みをすることになるからです。
大家さんは元々1階にいて、2年と3ヶ月毎月手渡しをしていました。たまに家賃のついでにお土産をお渡ししたり、逆に大量のお野菜をいただくこともありました。
なんというか、会うたびたくさん喋るほど親しくないのですが、月に一度ふわっと会話をするくらいの仲ではありました。
だから、7月で最後になるのがとても寂しく感じました。
最後の日、自分はありがとうを込めてちょっとしたゼリーと最中をお渡ししました。大家さんは桃を2つくれて、今までありがとうありがとうと言い合いました。
それで、ちょっと言おうか迷ったのですが、「なんかあったら、例えば人手がいるとか、そういう時呼んでくださいね」とお伝えしました。
大家さんはお家の場所を教えてくれて、たまには顔を出してねと言ってくれました。
最後に自分は「また」と言って、それから大家さんは帰って行きました。
本当にまた会えるかはともかく（人生は何があるか分からないから）、なんというか、得難い関係だったなと思いました。
それから、これくらいの関係が自分にとって1番心地良いことにも気づきました。
だから、また会えるかはわかりませんが、機会があれば教えてもらった家を訪ねてみようと思っています。
2023.07.18 人と会う3連休
3連休、3日間とも人と会って話をしたし、酒を飲みました。
3日連続で飲酒するなんて人生で1、2度くらいしかないから結構珍しい出来事です。
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会って話した人のうち、会社を通して仲良くなった人たちとは未来の話をして、学校を通して仲良くなった人たちとは主に過去の話をしていたな、という気づきがありました。
会社の人たちは職種も同じだからこそ、これからどうするか？みたいな話題になるのかもしれません。
しかし、どちらの会合でも「でも結局は、あなたがどうしたいかによるんじゃないの？」と言われました。見るしかないのか、「僕たちはどう生きるか」……。
ちなみに3つ目の会合はシュラスコで一生懸命肉を食べていたのでなんか色々それどころじゃなかったです。
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暑いのもあって予定自体は全部午後遅くからで、だから午前中は洗濯物を回したり、しまっていた布団を干したり、掃除をしたりと家事も充実させることができました。
最近ようやく収納を覚えたし、布団なども圧縮袋（そういうものがあることをこの前知った）を買ってすっきりしまいたいと思います。
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人と会ってからの週明け、お仕事場でめちゃくちゃ視界が開けててびっくりした、というか先週まで視野狭窄に陥っていたことに気が付きました。
多分だいぶストレスが溜まってて、人と話して解消できたんだと思います。
人と会うのは大事ですね、やっぱり。
