つい吉

日記

2023.04.09 社会の狭間にいる

4月に入ってからずっと社会の狭間にいる感覚です。

正直社会から干渉されづらい場所にいる気分はとても心地がいいです。根本的に「所属すること」が向いていないのかもしれません。

どうだろう。

 

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今日は大きい洗濯や掃除を終わらせて、それからいい天気だったので電車に乗って海を見に行きました。海は最近全然行けておらず、なんというかこう、でかい水が見たい衝動が溜まっていたのでちょうどいいタイミングでした。

海、というか海沿いの公園には、ピクニックやキャンプやバーベキューをしてるグループ(あるいはペア)がたくさんいて、各々楽しそうにしていてよかったです。

 

最近、犬などを見かけると心の中で「小さき者、汝の名は犬……」と呟くのですが、今日はそれが頻出していました。小さい犬がいっぱいいたので。

 

海沿いは少し寒かったけど、波で光がきらきら反射して綺麗でした。

海を見ているとき、そばを通りがかったちびっこが父親に「海って、いいねぇ!」と言っていて、ウム、と思いました。

 

次は小さい椅子か、レジャーシートを持ってもっとゆっくりしよう。

 

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それから電車に乗って、会社に最後に配るお菓子を買ってから大きめの銭湯に行きました。

大きめの銭湯も久しぶりでしたが、ちょうど夕方どきだったので人が多く、にぎやかでした。ベテランっぽいサウナーの方(動きに無駄がない)もいました。

 

湯船に入りながら、あと1週間で今の職場での仕事がすべて終わること、8年間のこの生活が変わること、それから今の職場のほとんどの人にはもうこの先会うことがないことなどを考えていました。正直まだ実感がわかないけど、今のところ後悔も全然なくて、ただ変わるときが来たんだなぁという感じです。

 

それに会社は変わるけど、多分相変わらず自分は休日になったら海を見にいくし、大きい銭湯でお風呂に入ってよしなしごとを考えるんだろうし。

 

今日は時間をあまり割けなさそうだったのでサウナには行きませんでした。近いうちにリベンジしよう。

 

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さっぱりしてから家に帰って、豚汁と鶏胸のソテーと切り干し大根の煮物を作りました。大家さんからもらった里芋と切り干し大根をなんとか使えないかと思案した結果、お揚げが豚汁と切り干し大根をつなぎ、このメニューになりました。

 

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先日、千種創一の短歌集「砂丘律」の文庫版を買いました。青山ブックセンターに平積みされていて、そういえば気になっていたんだよなぁと思って立ち読みしたらめちゃくちゃよかったのでそのまま手を取ってレジに直行しました。

 

で、そのあと別のタイミングでふと手帳を見返したら、精神がギリギリの時にメモの最後の方に書いていた「楽観的な将来計画」という項目が目に入って、そこには転職や旅行とあわせて、

ソールライターの本や、千種創一の本をかう

と書いてありました。

 

「楽観的な将来計画」、かなり計画通りにいっているし、覚えているとかでなく偶然叶っているのがまた面白いなと思いました。