2022.03.12 海へゆく
先週くらいからもうかなりいっぱいいっぱいで、海へゆくぜ…となったので海へ行きました。
ちょうど行きたいところがあったので、そこを踏まえつつの海、というところからの小田原。地理に疎いせいで知らなかったのですが、小田原って海沿いだったんですね……。
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小田原の海は砂浜なのですが、波の手前に大きくて丸い石が積もっているのが特徴的でした。1つ拾い上げて握ってみたら、中がしっかり詰まっている、頼りになる硬さでよかったです。
ずっと毎日マウスばかり握っていたので、余計に。
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先週、図書館で資料（賞の図録）に目を通していたら、その中にとてもグッとくる作品があって、読んでいるうちにどんどん涙が出てきて、最終的にはべそべそと泣きながらその資料のページを追うという出来事がありました。
その作品の描き方は今の自分が抱いている喪失感にかなり近くて（それから今関わっているものにも多分近いし、その日付のこともあった）、だから今日も海を見ながらずっとその辺りのことを考えていました。
それで、その喪失感の手触りと、あと単純に徹夜続きで寝不足だったのもあって、海とコーヒーと曲とともにずっとべそべそ涙を流してました。
涙を流すと、マスク越しでもちゃんと息を吸うようになるので、だから、久しぶりに深い呼吸をしたように思います。
相模湾、どうやら羽田空港から海側に出る通り道のようで、飛行機雲が次々通っていきました。
晴れてて暖かくて春の最初みたいな日だったから夕日のグラデーションもやわらかくてきれいで、なんか、来れてよかったです。また行きたいです。
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それはそれとして、桜えび天そばを食べたり、小田原城の天守閣から町を見下ろしたり、地元の居酒屋さんで人生で1番おいしい白子ポン酢をいただいたりしました。
食べ物がおいしいのはいいことです。
