つい吉

日記

2022.07.19 頭が元気

先週末、ひねりっぱなしの蛇口みたいにずっと喋っていたおかげで内面に溜めていた思想がすっきり整理され、さぁ新しいことを考えるぞ〜の状態になっていました。

これはかなりおもしろい発見です。喋って伝えると逆に整理されるやつ、本当にあるんだ……。

 

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とはいってもそんな高尚なことは考えておらず、なんか、ユング心理学にハマったのはやっぱりペルソナ3がきっかけだったのかな〜とか、そういうことを思ったりしていました。

 

だから、もし最初に触ったアトラス作品が真・女神転生だったら宗教学にハマっていたかもしれないし、モナークだったらアドラー心理学にハマっていた、かもしれない。どうなんでしょうね。

 

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イデア出しのために本屋さんに寄ったところ、以前欲しいなぁと思っていた「EDNE」があったので、えいやっと購入しました。

この本はミヒャエル・エンデの短編集「鏡の中の鏡」をオマージュした絵と、それにあわせた文章が1見開きごとに添えられています。

で、Twitterにも書いたのですが、この本の文章では「鏡の中の鏡」でも使われている文章ギミックが使用されていて、かなりテンションが上がりました。

どういうものかというと、1つの話の最後の方に出てきたワードを、次の話でリレーのように引き継ぐというギミックです。例えば、「舞台の黒布が開くのを待ち続ける男の話」の次の話の冒頭では「貴婦人は黒いカーテンを開いた」という描写から始まる、といった感じです。

オムニバスの漫画で、最後にちょこっと出てきた人が次の話の主役になる、やつの単語版みたいな。

このギミックが、合わせ鏡のように多重になっていき、短編集を一つの物語として結んでいるわけですね〜。

 

それがこの本でも行われていて、わぁ、本当にオマージュされているなぁとかなり感動しました。

 

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あとなんか本を買ったらガラポンの抽選券をもらって、ガラポンしたらねぎ味噌が当たりました。ねぎ味噌、手元に存在したことがないんですが、どうやって使うんでしょうか?